ご愛用歴:非公開

大切な人を想う幸せを胸に。

坪内 憲明 様

「寄り添う喜び」から「想い続ける幸せ」へ。

家族への想いが、日々の原動力。

「予防こそ最大の健康法」——源喜丸との出会い。

「家内がアルツハイマーになり、もう11年になります。去年の夏から療養型病院に入りました。車で8分ほどのところなので、会おうと思えば行けますが、週に1回15分だけ。3人までという制限付きなんです。」

それでも「不幸中の幸い」と穏やかに笑う坪内さん。
「以前はデイサービスや入所介護のとき、ほとんど毎日通っていました。最初の年は353日。2年目はコロナで307日。それでもできるだけ顔を見に行きたかった。」

「寄り添い支える喜び」は叶わなくとも、「想い続ける幸せ」は今も変わらず。
「近くに子どもたちが住んでいて、孫もよく顔を見せてくれます。それもまた幸せですね。」

ユーモアを交えて笑います。
「“じじばばの二つの喜び”ってご存じです? 1つ、来たときの喜び、2つ、帰ったあとの喜び(笑)。正直、疲れるんですよ。でも幸せです。」

現役時代、定年を迎える社員向けに「退職者研修」を企画・研究した坪内さん。
「豊かな老後を過ごすために必要なのは“3つの豊かさ”だと結論づけました。」

① 心豊かに
趣味を楽しみ、家族と仲良く。連れ添いと穏やかに過ごすこと。
「3家族が近くに住めていることも、ありがたいですね。」

② 懐豊かに
「お金にも働いてもらう」こと。投資も勉強の一環です。
「生半可にせず、身銭を切って取り組むことが大事。そうすると新聞もニュースも“自分ごと”になるんですよ。学ぶほどに面白くて、ボケ防止にも最適です。」

③ 健やかに
「長生きすることはめでたいことですが、健康寿命を伴ってこそ。
ただ生きるのではなく、有意義に生きる——そうでなければ罰があたりますよ。」

「痛い思い、つらい思いをして医者にかかるのはバカバカしい。そうならないように“事前に手を打つ”ことが大事だと思っています。」

源喜丸を選んだ理由を尋ねると、少し照れたように微笑みながら語ります。
「最初に電話をくださった方がとても感じが良くてね。だから続けてみようと。
安全・安心のための“予防投資”として、決して無駄ではないと思っています。」

「10年後も“心豊かに健やかに”を実践していたいですね。
健康寿命を保ち、自立して、自分のことは自分でできる。
つまり“自分で立つ”と“自分で律する”の両方です。」

柔らかな語り口の中にも、凛とした意志を感じます。
「周りにも社会にも迷惑をかけない。そうやって生きるのが本当の幸せだと思います。」

長年連れ添った奥様への想い、ご家族との絆、そして自分らしい生き方。
そのすべてが、坪内さんの穏やかな笑顔の中に息づいていました。
「“幸せ”というのは特別なことじゃない。想う人がいて、学びがあって、元気でいられる——それだけで十分なんです。」

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